遺言について最低限知っておきたいこと

お金02

遺言書とは、自分の財産を配偶者や子供などに相続する際に、故人となった自分の意思を伝えることのできる証書のことです。

また、近年では遺産相続をめぐる争いが増加している傾向にあり、遺産が5000万円以下の相続争いが大半を占めていることから、自分の家は財産がないので関係ないとは言えない時代になっています。
証書の作成については、一般的に自筆証書と公正証書等があり、作成方法についても民法上で細かく規定されています。
公正証書は民法969条に規定されており、公証役場で公証人に作成してもらう証書です。

作成するにあたり、作成者本人であることを証明するため実印や印鑑証明書などを準備し2人以上の証人と共に公証役場に行き、公証人に証書にする内容を口頭で伝えます。

公証人が作成した公正証書を、作成者並びに証人が確認し署名・押印し公証人が手続きに従い作成した旨を付記し署名・押印して完成となります。
公正証書の原本は公証人により保管され、正本を作成者に渡されますので紛失したり偽造されることはありません。

自筆証書は民法968条に規定されており、作成者が全文、日付及び氏名を自書し押印して作成する証書です。

本人で作成することができるので簡単ですが、細かい規定があり、全文自筆で書かなければならず、一部でも他人の代筆やパソコンの文字などがあれば無効とされるので、丈夫な用紙で文字の消えないボールペンで作成しなければなりません。

また日付は作成日を正確に記載しなければならず、末尾には署名と押印が必要であり、自分一人で作成する場合にはミスがある可能性があるのでしっかりと確認しなければ無効の証書となってしまいます。